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ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮

フィルハーモニア管弦楽団

独奏:デニス・ブレイン  

明るくてやがて悲しいモーツァルトの音楽を集約したような名曲です。特にホルンのやさしい音色がそれを増幅し、何回でも繰り返して聴きたくなる絶品になっています。このモノラルの古い録音は、名手デニス・ブレインの美しい音色に呼応するかのように、巨匠カラヤンの清々しい伴奏が解け合った珠玉の名演となっています。しかし名手ブレインは、まもなく事故で亡くなってしまいました。その後も名演と言われる新しい録音はあるのですが、どうしてもこの演奏の前では霞んでしまうような気がします。あまりにも早く天に召されたブレインは、本当に惜しい。

 

 
 
 
 
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